いつからか


いつだったっけ・・・
私、いつからこんなに、
悲しい目をするようになったの?


中学校に入学して、
毎日がとても楽しかったあの頃。
部活も始まって、
いつしか私たちは仲良くなって、
絆を更に深め、
その強さを再確認した初めての試合。
結果はいいとは言えなかったけれど、
私はすっごく、幸せだったんだよ、

でも、
今思えば、私たちはあの日、
あの出会った時から、
何かがずれていたのかな?


いつからか、作り笑いが上手になったんだよ、私。
悲しいことだけど、
これから毎日を過ごす私にとっては、
なくちゃならない武器であり、
自身を守る盾になる。

表では決して出さない。
弱いところを見せてはいけない。

それが大きく言うと命取り。

私は、なめられちゃいけない−・・・。


いつから、
私こんなに弱くなったんだろ、


作り笑いが平気だと思うようになった。
上手になっただなんて、悲しいことを思うようになった。
私はもう、一人ぼっちなんだと、考えてしまうようになった。


朝、鏡を見て思う、

「・・・つまんない顔。」

表情一つ浮かばない。
そう、私は1人の時はいつも無表情。

なんの気持ちも浮かばない。
心がズタズタだな、

抜け出したい。
一度、自由になってみたい。

あんなのいらない。
最初から、友達なんていらない。

そう、私は最初から、
仲間なんていらないはずだった

それなのに、どうして作ってしまったの?
矛盾している自分が、嫌で嫌でしょうがない。


いっそのこと、本当の自由を手にしてみようか、


裏切られた。
信じていた、自分の味方。
でも、結局そういうのって、
自分しか思っていないのよね
向こうが何考えてるかなんて、
自分には何もわからないものね。

お互いが、お互いを利用し合っている。
自分が一人になりたくない。
だから、あなたに頼った私。
私を利用していたあなた。


信じないと、虚しいことを言わないで。
裏切りなんてつらいこと、私はしてないから、


友達を選ぶ理由、
"どれだけ自分を理解してくれるか、"